無料のセキュリティソフトで十分? 2026年版、無料と有料の違い
基本的な保護については、無料と有料に大きな差はありません。本当の違いは、守れる端末の数、付属機能、そしてメーカーがどうやって収益を上げているかにあります。
要点
最新の状態に保たれた端末1台なら、多くの場合は十分です。総務省によると、ほとんどのパソコンにはOSやブラウザーの機能としてセキュリティ対策が標準装備されています。Windowsには Microsoft Defender が入っていて、アバストやアビラには無料版があります。有料にする価値があるのは、端末が多い、VPNやパスワード管理などの付属機能がほしい、まとめて管理したい場合です。
広告:このページにはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれています。リンクから購入されると、メーカーや提携サービスから当サイトに紹介料が支払われますが、お客様の負担は増えません。評価や順位には影響しません。 当サイトの収益について。
セキュリティソフトは必要? 警察庁は「必ずウイルス対策ソフト等を導入してください」とし、IPAも基本の対策にセキュリティソフトの利用を挙げています。ただし、必ずしもお金を払う必要はありません。総務省によると、ほとんどのパソコンにはOSやブラウザーの機能としてセキュリティ対策ソフトが標準装備されており、国家サイバー統括室のハンドブックも、個人の利用ならOS標準のセキュリティソフトで事足りることも多いとしています。問題は、基本の保護のほかに何が必要かです。
しっかりした無料の選択肢
- Windows 10と11に組み込まれた Microsoft Defender ウイルス対策。
- 有名メーカーの無料版:Windows、Mac、Android、iPhone/iPadに対応したアバストの無料アンチウイルスや、月500MBまでのVPNとパスワード マネージャーが付く Avira Free Security。
- Mac、iPhone、Androidに標準で入っている保護(XProtect、アプリの隔離、Google Play プロテクト)。
無料版では何ができない?
- 家じゅうの端末を一か所で確認すること。
- 制限のない付属機能:無制限のVPN、フル機能のパスワード管理、保護者機能、バックアップ。
- アップグレードの案内が出ないこと(無料版はこれで収益を上げています)。
無料には理由がある
メーカーには収益が必要です。多くは一部の利用者に有料版を買ってもらうことで、データで稼ぐ場合もあります。2024年4月、チェコの個人データ保護当局は、2019年に閲覧データを子会社Jumpshotに渡していたとして、アバストに3億5,100万チェココルナの制裁金を科しました。無料のセキュリティソフトを入れたら、プライバシー設定を確認しましょう。
有料にする価値があるのはどんなとき?
- OSの異なる複数の端末を守り、一か所でまとめて確認したい。
- VPN、パスワード管理、保護者機能、バックアップなどの付属機能を使う。
- スマホで詐欺への警告が必要な家族がいる。
有料版を選ぶなら、初年度の特価ではなく更新時の価格で比べましょう。総務省も、有償の対策ソフトは有効期限が過ぎると更新されなくなるので、料金を払い続ける必要があると注意しています。
基本の守りなら、無料も有料もほぼ同じ。お金を払うのは、本当に必要な守備範囲と付属機能のためです。
出典(2026年10月14日確認)
このケースでのおすすめ
PrivacyTechReview編集部
編集部
編集部では、メーカーの公開情報と独立したテスト機関のレポートをもとに、個人向けセキュリティソフトを分析しています。


